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皆川 裕介
2022/6/21
古物商の許可を取ろうとお考えでしょうか。
「審査にはどのくらいの期間がかかるのかな?」
「古物商許可申請の準備にはどのくらいの時間がかかるのかな?」
「結局のところ、いまから動き始めたら、許可証が貰えるのはいつ?」
この記事は、このような疑問をお持ちの方に向けて書いています
結論から申し上げますと、警察署の審査には標準的に2ヵ月程度かかります。
準備はスムーズに進めたとして1~2週間程度は見ておいた方が良いでしょう。
古物商の許可を取ろうと思ってから、実際に許可証が手元に届くまでの3ステップについて詳しく解説していきます。
それでは、まいりましょう。

古物商の許可の審査は、標準的に2ヵ月程度(40営業日)とされています。
そのため、準備を始めてから許可証が手元に届くまでには、どんなに早くとも2ヵ月程度、余裕を見て3ヶ月程度を見込んでおくと良いでしょう。
必要な書類の準備はスムーズに進めれば1~2週間程度で揃いますが、営業所の大家さん等から使用承諾書を貰わなければならないケース等、手間を要する場合もあります。
また、注意をしないと警察署の窓口で不備を指摘されて、受理して貰えないといったことも頻繁に起こり得ます。
この記事では古物商の許可を取るまでにやるべきことを3つのステップにわけて、注意すべきポイントについて解説していきます。
(参考) 電子政府の総合窓口|古物商の許可申請の標準処理期間

古物商の許可申請に必要な書類は、大きく「法定書類」と「協力書類」に分けられます。
「法定書類」は、法律上定められた書類でどの警察署でも必ず提出が求められます。
「協力書類」は、管轄の警察署が独自に提出を求めている資料で、案件の性質や管轄の警察署によって求められるかどうかが変わります。
「協力書類」の提出は、法律上提出の義務はないと言い張ることも出来ますが、その後の審査をスムーズに進めるためにも、基本的には警察署の指示に従った方が良いでしょう。
警察署のホームページのみを見て、窓口に書類を持って行った結果、追加の書類提示を求められるということ考えられますので、必ず電話で事前相談をするようにしましょう。
事前相談の際は、言った言わないの争いにならないよう、担当いただいた警察官のお名前を控えておくことが大切です。
それぞれの書類の書き方のポイントや、集め方については、別の記事で詳しく解説しております。

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提出書類が準備出来たら、事前に電話で訪問予約をした上で、窓口へ書類を提出しに行きましょう。
管轄の警察署の代表電話へ電話をかけ「古物商の担当をお願いします」と伝えると、生活安全課等の担当部署に繋いで貰えるはずです。
申請書を窓口へ提出する際、担当の警察官から事業内容について質問を受ける場合があります。
警察官は主に「申請内容が真実であるか」を気にしいます。
事前に質問される可能性がある事項に目を通して、堂々と答えられるようにしておきましょう。
ビジネスの形態について
・(特に美術品/自動車等を取り扱う場合)仕入先
・来店の有無
・販売方法
・在庫の保管場所
人員について
・古物商の経験の有無
・管理者は他の営業所と兼任していないか
・管理者は古物を適正に扱えるか、商品知識があるか
・管理者は営業所まで通勤できるか
・(中古車を扱う場合)管理者は車の知識はあるか
・(外国人の場合)日本語は堪能であるか
自動車の保管場所について
・自動車の保管場所は古物営業専用で使用できるか
営業所について
・事務所は個別に区画されているか、鍵がかかるか
・賃貸借契約は更新しているか
申請が受理されてから、審査結果が出るまでの期間は約40営業日(2ヵ月)とされています。
この期間は、標準処理期間として警察庁が定めているものであって、事務の混雑状況によってはこれより長く待つ場合もあります。
審査結果が出ると、警察署から連絡があり、許可証を受け取りに再び警察署の窓口を訪問します。
また、案件によっては必要に応じて、営業所の現地調査が行われる場合もあります。
提出資料から、営業所の実在性・独立性が判断できない場合などに、行われることが多く、訪問前には警察官から日程調整の電話があります。
古物商の許可申請の審査期間は、国で標準処理期間が40営業日(2ヵ月)と定められております。
窓口の混雑などの特段の事情がなければ、概ね2ヵ月程度で審査が行われます。
そのため、許可取得までのスケジュールを左右するのは、準備の部分と言って良いでしょう。
必要な書類を漏れなく、正しく準備する必要があり、ミスがあると手戻りが起きてスケジュールが遅延する恐れがあります。
こちらの記事で陥りがちなミスについて詳しく解説しておりますので、役立てて頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人
行政書士(登録番号:19080399) / 日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社ショシナビ 代表 ショシナビ行政書士事務所 代表行政書士 古物商許可を専門分野とし、全国対応で許可申請および実務支援を行っている行政書士。 2026年7月時点で、古物商許可に関する申請・相談対応を累計3,335件以上行っている。 無許可営業状態からの是正、法人・多拠点での申請、業態変更や移転に伴う変更届対応など、 古物営業法の運用を踏まえた実務対応を継続的に行っている。